僕は過剰血流シャントで瘤が大きいので、透析に伴う不快感や疲労感が、特に強いように感じています。
透析しているとき、特に除水量が多いとき、後半になると、首から上に不快感を感じていました。頭がボーっとして、目や鼻の粘膜に血流が行っていないような感覚。だからといって、気持ちよく眠れる訳ではなく、むしろ不快感で神経は興奮して休まらないような感じでした。首が凝って、目がしょぼしょぼします。
この状態を放置すると、次に来るのが脱水症状で、冷や汗をかいて、気分が悪くなり、ナースコールすることがありました。首から上の不快感はその手前の状態と言えます。
そうならない様に僕はいつも治療室に小さいペットボトルのお茶を持ち込んで、やばいと思ったときにちびちびと飲んでいました。しかしそれでも、この不快感はなかなか解消しませんでした。
皮膚の乾燥というと、表面的な部分だけのように思いますが、透析に伴う乾燥というのは、もっと体の深い部分に必要な血流や水の流れが少なくなっているような感じです。皮膚というより粘膜の乾燥です。少なくとも僕の場合で言えば、乾燥は、たかが乾燥ではなく、脱水の一歩手前の深刻な状態でした。
薬局でこれをすすめられて使ってから、ペットボトルのお茶がいらなくなりました。

名前に「スプレー」とついていますが、プシューッと霧吹き状に出るスプレーではなく、使い方は、寝ているときに、上から鼻の中に敵下します。点鼻薬です。僕の場合は鼻のあなに入れる他、鼻の下、鼻の形に沿って左右両側のくぼみなんかにつけて、そのあと顔中に広げます。眉毛に着けて数秒、放置すると「シュボボボボ」と毛細血管が拡張していくような感じがします。(あくまでイメージです)
顔に塗りたくるくらいなら、水道水で充分ですが、鼻の中を潤すのは、水道水だと多いと鼻がツーンとしてしまいます。この製品は体液に近い成分が入っていますので大丈夫です。
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